道道江別恵庭線(道道46号線)を野幌駅を背に走っていくと、
のっぽろ野菜販売所やセラミックアートセンターなどの手前側に、
「千古園」のたて看板らしきものが見えてきます。
看板をまがり、中のほうへ行ってみると、
「こんなところにこんなものが!?」という感じもします。
この場所は実は、江別市の発展に大きな功績のあったといわれている、
民間開拓団体「北越殖民社」二代目の社長、関矢孫左衛門翁が、
明治24年から大正6年6月21日の死去するまでのあいだ、
自身の屋敷となっていた土地の一部が今現在千古園となっているのです。

【千古園:関矢孫左衛門翁が森を守り、公園として整備され今に至る】
実はこの関矢孫左衛門翁は、開拓が進んだ当時、北海道開拓使は
原生林(のっぽろ森林公園付近)を周辺の市町村に払い下げる計画を立てていました。
しかし、孫左衛門は、水源の確保を理由に猛反対したことから、
野幌森林公園が守られたといわれています。
そして、千古園は大正7年、野幌部落民が開拓の苦労をしのぶために、
協力をして屋敷全体の手入れを行い、「留魂碑」や茶室「道庵」を備え、
さらに公園として整備し、はじめて千古園と名付けられました。
その後、その場所は市民の憩いの場となり、
今現在も江別の市民に慕われる場所となっています。
千古園にはエゾヤマザクラの木があり、春には見事な桜の花が咲くことから、
江別市の桜の名所ともなっています。
さらに、ゴチュウカラやヒヨドリなどといった野鳥も見られ、
札幌近郊では珍しいブナの木も多く、秋にはきれいな紅葉も見られ、
自然を感じられる癒しの場所という雰囲気があり、
わざわざ札幌近郊から来る人も少なくはないそうです。
散策路もあり、散歩をしている人も見かけます。
千古園
所在地 東野幌375・376
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